書評 book review 2007 1 28

書名 天然抗ガン物質IP6の驚異
著者 アブルカラム・M・シャムスディン 訳者 坂本 孝作
出版社 講談社ブルーバックス

 あまりにも、ありふれた食物である穀物。
しかし、今の時代、その穀物を有効利用していないかもしれません。
 日本人にとっては、主食である「米」を、
私たちは、限りなく白くして、白米として食べています。
 しかし、それでは、残りかすを食べているようなものかもしれません。
豊富な栄養分や有効成分を削り取って、
白米にしているかもしれません。
 私は、IP6は、なるべく自然食品から摂取したいと思います。
それでは、吸収効率が悪いかもしれませんが、
やはり、天然食材を尊重したいと思います。
 ともあれ、「これで、ビスケットを食べ続ける言い訳ができた」と思います。
家族や知人から、
「大人のくせに、そんな、子供が食べるようなビスケットなんて」と、
言われ続けて十数年、「やれやれ」と思います。
 私の好物は、「小麦をまるごと挽いた全粒粉のビスケット」です。
全粒粉のビスケットと書いても、多くの人には、
どういうものがあるか困るでしょうから、具体的な商品名を書いておきます。
「明治製菓のダイジェスティブビスケット、McVITIE'Sシリーズ」です。
 最近は、同シリーズに、大人向けの「黒五」のビスケットが発売されています。
「黒ごま、黒米、黒豆、黒かりん、黒松の実」で、黒五です。
(注意)
IP6の「6」は、小さな文字の6です。化学で使う分子式の数字です。
IP6 イノシトール6リン酸













































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